埼玉県立大宮光陵高校音楽科卒業。桐朋学園大学、同大学院大学(修士課程)修了。その後渡欧し、ハンガリー国立リスト音楽院修了、2006年帰国。
第4回グアルディアグレーレ国際音楽コンクール(イタリア)第1位入賞、併せて特別賞「リスト・ソナタ賞」受賞をはじめ、国内外のコンクールに入賞。06年、東京オペラシティでのデビューリサイタルを機に活発な演奏活動を開始する。また、10年に同会場にてソロ・リサイタルを開催、11年,16年には陸上自衛隊第12音楽隊と「ラプソディ・イン・ブルー」を共演。12年にはイタリアにて、ソロ、二台ピアノでのコンサートに出演。これまでに、ハンガリーと日本でのリサイタルの他、室内楽や伴奏、NHKドラマの音楽等、幅広い演奏活動を行う傍ら、ピアノ指導にも情熱を注いでいる。
これまでにピアノを藤澤克江、宮地麻里子、多美智子、高良芳枝、岩崎淑、バラニャイ・ラースロー、ファルヴァイ・シャーンドルの各氏に、室内楽を藤井一興、故ゴールドベルク山根美代子、岩崎洸、藤原浜雄、野島稔、江藤アンジェラ、デヴィッチ・ヤーノシュ、ボトヴァイ・カーロイの各氏に師事。
現在、尚美学園大学芸術情報学部音楽表現学科ピアノコース非常勤講師。
横井玲子
石澤直子
それぞれ音楽を学んで来た環境は異なるが、2011年、二台ピアノでのコンサート出演をきっかけに出会い、それぞれの音楽性に共感、意気投合してデュオを結成。その演奏会でも好評を得る。 その後、2012年、岩崎淑氏のイタリア カラブリア州でのマスタークラスに二人で参加し、二台ピアノ、そしてそれぞれソロのコンサートにも出演。二台ピアノでの演奏は現地でも好評を博し、イタリアからの帰国後、室内楽グループ『カロローザ』の演奏会に出演。2013年12月21日、デビューCD『Duo Fiore』をリリースし、東京オペラシティにて発売記念コンサートを開催。各音楽雑誌でも高い評価を得ている。2014年,15年,17年,18年、音楽フェスティバルin河口湖を開催し、幅広く音楽活動を展開している。2019年、1日2公演を別プログラムにて開催し、「音楽現代」2019年5月号で好評を得た。
CDに収録している『花のワルツ』や、二人にとって思い出深いイタリアでの共演にちなんで、イタリア語による『花』、そして、聴いて下さる皆様にとって音楽が女神のような癒しとなりますように、との思いを込めて、デュオ名を『Duo Fiore』と命名。 『Duo Fiore』を象徴するロゴはカンパニュラの花をモチーフにデザインされている。カンパニュラの花言葉は、「感謝」、「誠実」。支えて下さる皆様にいつも感謝の気持ちを持って、そして音楽に対して、常に誠実でありたいという二人の想いの表れです。